これからの教育で必要な視点3つ見つけた!
昨年影響を受けた本として、
前箕面高校、民間人校長の日野田直彦さんの本
「なぜ、偏差値50の公立高校が世界のトップ大学から注目されるようになったのか?」
「学校の当たり前をやめた」
の2冊の本の中に今後の教育において、必要な視点の共通点を見つけたので、書いていきます。
1点目
なぜ、〇〇を行うかを考え、必要がなければ削る。業務の効率化をはかる。
2人の校長先生どちらも目的、目標が何でそれを達成するために果たして今の内容で良いのか?
を考えています。
日野田先生は
ゼロベース思考でゼロから考えて、「そもそも本当に必要なのか?」「その仕事をする理由と根拠を今のメンバーは説明できるのか?」「本当はいらないのではないか?」をもう一度問い直す必要がある
と述べています。
工藤先生は、
「目的と手段が一致しないものや、手段が目的化しているものは廃止、見直しをする」
「本来の目的を再確認して、最適な手段を再構築する」
と述べています。
学校は、日々の多忙により、行事や授業などいろいろな場面でフィードバックする機械や時間が削られています。一度、本格的に行事の精選を行い、一人一人の教員の時間を確保して、一人一人じっくり自分の実践を振り返る時間を確保することが必要だと感じました。
2点目
自律を育むために一番必要なのは、成功体験ではなく、失敗
日野田先生は
失敗してもいいから好きなことをさせる。大人は、安心して失敗できるようにリスクへエジするだけ。子どもにどんどんさせる。
と述べています。
工藤先生は
大人が先回りして、手をかけすぎて育てられた子どもの多くは、自律できなくなる。
と述べています。
学校はどうしても自己肯定感を育むためには、どの子にも成功体験が必要だと思っています。しかし、成功体験がとにかく必要な子は一部であり、どちらかと言うと自分で考えてやってみる。うまくいかなかった。次、どうしたらうまく行くだろう?という試行が必要であり、とにかく実行する行動力が必要な気がします。
3点目
学校のこれからのビジョンがはっきり見えており、どちらも生徒や保護者、地域の方とともに学校をよくするスタンス
2人ともびっくりするくらいこれからの学校のビジョンが見えています。(ここでは、省略しますが、非常に具体的に見えています。)
工藤先生は、保護者や卒業生
日野田先生は、生徒
と一緒に学校をよくしていく。と述べています。中学生と高校生という点で違うかもしれませんが、今は学校は教師だけで回っているような気がしています。
それを、例えば、生徒や保護者、地域の方にアンケートだけではなくて、行事の精選を考える会議に参加すると、多様な意見が出てより学校が良くなり、その学校ならではの魅力が出てくるのではないかと思いました。
以上、偉そうに述べていますが、この3点は非常に大事な視点だと思います。
僕は、この視点を胸に今の学校を少しでもアップデートしていきます!!
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